-
あれこれ考えていた
しかし
55歳を過ぎたら
気力も体力も無くなり
離婚という大仕事をする気が失せた
まあ…一番はお金かな
お金が無ければ離婚は無理
チビはキャリーケースをくれた
何かあったらこっちに来てくれと
これからも色々と変化はあるかも知れない
それらを受け止め
残りの人生は消化試合として
淡々と過ごして行くしかないみたいだ
いつもいつも
誰かのため
私もワガママをした時期もあったが
基本は誰かのため
一人で自分を生きてみたかった
でも
それはワガママであり
それを肯定するための
手続きは
今の私では無理無理だろう
力を抜いて
消化試合を静かに生きよう…
PR -
そんなわけで
離婚の意思は固まった
しかし
やらなければならない事が
山のようにある
財産分与のために家を売り
ローンを返して
残りを折半
これは勝手に進められない
届けに署名をして捺印して
はい終わりとは行かないんだよね
マイナンバーカード
保険証
まとまったお金をどうするか
とうやら
体調が悪くなるほどの
つらい毎日はまだまだ続きそうだわ -
夫は
ありがとうとごめんなさいが言えん
我儘退職をして
年収も下がり
しかも
義母が入所しとる
施設にもかなりのお金がかかる
よってうちは節約せんとアカン
でも…でもね
夫はそれが当然のようにしてるけど
一言ぐらい
ありがとうと言ってくれたらね
黙って節約して
しかも
空気を読んで節約して
それでも夫は何も言わん
そりゃね
後悔せんように
何でもしてね
とは言った
でもね
一言あっても良いと思う
当然のように事を進めて行く
障害のある義弟もうちで見るんだって
もういいや
近々市役所で離婚届もらってこよう
限界だわ -
夫はよう寝る
ほんのちょっと何かやって寝る
昼食の後も寝るし
夕食の後も寝る
夜…あまり寝てないんやろな
私のスマホにまで
エッチな広告が来るようになってしもうた
マッチングアプリもね
その辺りの仕組みは分からない
でもそんなものが来て
嬉しいわけがない
夜中
そんなのばかり見て
さぞかし楽しい事だろう
思えば昔かはそうやったな
何も成長しとらんな
このバカは -
右手があかん
右腕もあかん
右肩もあかん
50肩じゃなくてね
剣道は諦めようと思っていた
人間関係も色々あるし
でもね
弱いながらに考える
稽古の時
スッと左に小さく抜けて
そのまま少し後へ
で
竹刀が合った所で小手を打つ
なんてね
他にも色々考えてしまう
諦めるのか?
人間関係なんてどうでもいい
夢は何なのか
目標は何なのか
止めたくない
諦めたくない