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酒タバコ
両方ダメよは
厳しいな
リアル医にタバコを止められ
血液検査で酒も止められ
いやいやいや
まいったねこりゃ
これを見て
自分は関係無いと思ってる方がいらしたら
…健康診断に行ってみて下さい
思っているより
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悲しみはいくつもある
自分が年を取った悲しみとかね
この悲しみはどうしようもない
取り戻せない
アルが死んでしまった
亡骸は眠っているかのようだった
「アル君起きて」
「お散歩だよ」
「ご飯にしようか」
何度も言ったけど
当たり前だが
目を開ける事は無かった
簡単な葬儀をしてくれる
そんな施設があり
火葬してもらった
自然の中にある
良い施設だった
しばらくは介護で大変だった
でも
またまだ生きてくれると思っていた
子供達も巣立ったし
寂しいな…
長生き出来ない私は
もう犬とは暮らせないのかな
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昔々
西の方で生まれた私は
ちょいちょいその町に帰っていた
新幹線だったり飛行機だったり
その頃の新幹線は
今より自由でテキトーだった
グリーン車に興味があって
入って座ってみた
しばらくして乗務員さんが来て
「お嬢ちゃん1人?」
と言われた
「違うよお母さんはあっち」
と言うと
「そうかしばらくしたらお母さんの所に行ってね」
と言われた
それだけ
食堂車もあり
窓辺のテーブルで食事も出来た
それもちゃんとしたもの
お茶が出る謎の蛇口
タバコの匂い
今は何でも速いな
いいんだろうね
そういう時代になったんだから
でも
それで戻らない風景もある -
当時K市には
母が勤める会社があった
その裏には
まあ……
なんとも言えないドブ川があり
今の子供達は見た事もないだろう
そのドブと細い道を挟んて
かなり広い空き地があった
そこは様々な春の花か咲き
シロツメクサであれこれ作ったりした
春が近付くと梅の花が咲き
やがて実を付けた
そこで
季節は当たり前に過ぎると思っていた
近くには古いスーパー
かごに入った小銭でおつりをくれるお店
スーパーの上には友達が住んでいた
何年か前に
仲良しさんとT市のタイ料理を食べに行くことになり
ついでに寄ってもらったが
ドブ川は無くなり
梅が咲いた広場は
ビオトープとやらの場所となっていた
あの古いスーパーだけはあった
固くシャッターを閉めていたけど
アパートもそのままあった
すごくお金持ちの友達がおつて
家の前にも行ってみたが
何故か家はボロボロになり
表札も乱暴にはがされていた
何があったのかな…
小学校高学年になり
K市からF市に引っ越した
K市におって見たもの
やらかした事
父はその頃からあまり家におらず
母はいつもイライラしとった
あの頃から私は疲れていた
生きているんじゃなかった
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砂利道の先は
T字路だった
その先には畑
そんなT字路の先に
木の電柱があり
鉄で出来た粗末な灯のカバー
その下には裸電球
薄暗くなると
その灯が
なんとなく寂しさを感じた
母は帰らず
父は当たり前に帰らず
1人で過ごす時間が長かった
あんな灯はもうないんだろうな
そして
どこも似たような街になる